低反発やオーダーメイドなどの枕との根本的な違い

従来の枕の原理

枕には、低反発、羽毛、パイプ、オーダーメイドなど様々な種類がありますが、これらのすべての枕は 、既成のものであれオーダーメイドであれ、大きく分けて以下の2つの原理を利用して作られています。

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弾力性を利用、

たとえば、低反発やポリエステル綿などの素材を使ったものです。弾力性と一言で言ってもさまざまです。手で押したとき、柔らかく感じるものもあれば、硬く感じるものもあります。ポリエステル綿などは、手で押したあと、離すと、すぐに形が元に戻ってきます。高反発の素材なども同様です。低反発の場合は、ゆっくりと元の形に戻ってきます。この低反発の素材も、製造方法によって、実に様々で、柔らかいものもあれば、硬いものもあります。
このような弾力性を利用した枕は、頭の重さなどで「素材が圧縮され、変形する」ことで、 使う人のからだにあわせようとしています。

流動性を利用

たとえば、ビーズ、パイプ、そば殻などの素材を使ったものです。これらの素材を袋に多数つめてひとつの形にしています。袋に詰める場合もいろいろで単体の袋に詰めたものもあれば、オーダーメイドなどのように、いくつもの袋に、好みなどに合わせて詰めて作る場合もあります。一般的には、複数の袋に分けたり、内部に仕切りなどをつけたりして詰めたりしています。
このような枕も、手で押してみると、感触が良くわかります。押したときに、小さなビーズなどのように、さっと素材が移動するものや、硬いパイプなどでは、強く力を加えないと移動しないものもあります。 特徴は、手で押したあと、離すと、ある程度押した部分に形が残っているということです。これは、内部のビーズなどの素材が動いて移動しできた跡です。つまり、素材が移動すること(広い意味での流動性)によってできたあとです。
このような流動性を利用した枕は、頭の重さなどで「素材が押しのけられ(流動する)、形を変える」ことで、 使う人のからだにあわせようとしています。

従来の原理の限界、

しかし、従来の方法では、どのようにして作ったとしても、弾力性などは、どの素材を使っているかによって決まってしまい、「もうすこし、柔らかくて、高さがほしい」「沈み込みすぎて寝返りがしにくい」と思っても素材を変えない限り、調節することはできません。また、パイプなどの素材の流動性を利用した場合も、素材がうまく押しのけられて動いてくれるとは限りません。
このため、頭や首のある部分に圧力が強くかかったり、ある部分はうまく支えられなかったりするわけです。 このように、弾力性や流動性はどの枕を使うかによって決まってしまっているので、使う側が「自分に合う」ものを探すしか方法がなかったわけです。 しかし、使う側は、人それぞれ、皆、頭の形などもさまざまですし、加えて、寝返りをしたり姿勢も常に変化します。ですから、なおさら「自分にあうもの」を探すのは極めて困難になってきます。
このように、従来の方法では、原理そのものに限界があり、「枕が合う」ということがあまり期待できなかったのです。 そのため、「身体に合わない」、「肩こり、首のこりがひどくて、色々と試したけれど、あまり効果がなかった。」というような ことが頻繁に起こっていたのです。

すべての条件がそろえばリラックスできる

枕には、さまざまな条件が必要です。 自分に合う高さ、頚椎の自然なS字カーブ、寝返りのしやすさ、首をソフトに支える・・・ これらの、すべての条件をすべて満たし、「自分に合う」ことができれば、どのようなことが期待できるのでしょうか。
それは、「からだ」がリラックスするということです。横になり、からだが自然な姿勢に保たれれば、負担がかからなくなるからです。 身体がリラックスすれば、副交感神経が優位に働き、血行もよくなり、「ぐっすり眠れるようになった」「肩こりや首こりが楽になった」など、「枕に期待しているような効果」が生み出されるのです。
わたしたちは、必要なあらゆる条件をそろえることによって、リラックスできる枕を開発しました。

従来の枕とは根本的に体圧分散方法が異なる「肩休め」
「流動コントロール構造」

私達は、だれが使ってもフィットし、本来の機能を発揮できるように、必要な機能を根本からすべて見直しました。 そして、内部の素材の流動性をコントロール(制御)することで体圧を分散し、使う人に最適に合わせる方法を開発しました。従来の原理の延長線上ではない、独自の理論にもとづく、まったく新しい構造「流動コントロール構造」の枕です。

具体的にお知りになりたい方は、頑固な肩こりや不眠、首のこり・痛みなどでお悩みの方に好評の枕のホームをぜひお読みください。

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